後妻妻-ブライダル微祥と柏木亨のネタバレ感想文

小説「後妻業」に登場するブライダル微祥と柏木亨のネタバレ感想文です。

後妻妻-ブライダル微祥と柏木亨の感想

柏木亨は、ヤクザ「柏木組」の組長の次男だったが、柏木亨が大学に進学したときに、父親の柏木組が上位団体から絶縁処分を受けて衰退し、3年後に父親は死んだ。

柏木亨は学費が払えなくなり、大学を中退し、親戚の紹介で先物相場の会社に入ったが、その会社は悪徳会社だった。

柏木亨は懸命に働いて営業成績トップだったが、損失を出して監禁されたため、会社を辞めて、ホステスのヒモになった。

しかし、柏木亨はホステスにDVを働いていたため、ホステスに裏切られて、薬物使用の容疑で逮捕された。

柏木亨は執行猶予で釈放されたが、ホステスにも逃げられおり、金井の結婚相談所で働くようになった。

そして、金井の結婚相談所で会員から金を巻き上げる方法を学んで、3年後に独立して結婚相談所「ブライダル天祥」を開業し、続いて「ブライダル樹祥」「ブライダル微祥」を開いた。

こうして、柏木亨は、後妻業の女と結託して、結婚相談所に登録した資産家の老人を殺害して遺産を相続する「後妻業」を始めた。

結婚相談所に登録するときに資産を書かさせるので、結婚相談所を運営していれば、自動的にカモになる老人が見つかるという点が凄い。それに、結婚相談所に登録する老人は結婚願望があるんで、騙され安いようだ。

「カモがネギを背負ってやってくる」と言う言葉があるが、結婚相談所に登録する資産家の老人は、まさに「カモがネギを背負ってやってくる」という状態なのだろう。

さて、柏木亨は、後妻業の女を複数人抱えており、そのエースが武内小夜子で、結婚相談所に登録した中瀬耕造を武内小夜子に紹介し、武内小夜子が中瀬耕造を殺害して遺産を相続することに成功した。

しかし、柏木亨らは、お金の匂いを嗅ぎつけた興信所の探偵・本多芳則に狙われ、脅されてしまう。

柏木亨は、武内小夜子の弟・黒澤博司を使って探偵・本多芳則を殺害しようとしたが、失敗したため、逃走資金を渡して弟・黒澤博司を沖縄へと逃がした。

弟・黒澤博司は端金ではどうにもならないと言い、姉・武内小夜子にお金を要求しに行くが、姉・武内小夜子がお金を払わなかったので、姉・武内小夜子を殺害してしまった。

柏木亨は、驚いて姉・武内小夜子を埋めようとしたが、警察の職務質問に捕まり、逮捕されるという結末を迎えた。

さて、小説「後妻業」に登場する柏木亨という男は最低な人間だった。女性にDVは働くし、交際していたホステスを簡単に捨てて違うホステス乗り換えた。

どこか1つ位は良いところがあるのかと思ったが、1つも良いところが見当たらなかった。こんな人間が居るのだろうか、と思うほど、最悪な人間である。

だから、柏木亨にはもっと最悪な結末を迎えて欲しかったのだが、拍子抜けするほど、尻すぼみな結末だったので、残念だった。柏木亨に関しては、これまで行っていた悪事のしっぺ返しを食らうような衝撃的な最後にして欲しかった。

後妻業 (文春文庫) [ 黒川博行 ]

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