【ノンリコースローン】トランプ関税問題も無事に通過
一部の品目を除き、9月15日にトランプ関税が合意文書が作成され、トランプ関税問題も無事に通過しました
日本がアメリカに最大5500億ドルを投資する内容が叩かれているようですが、それほど悪い内容ではなさそうです。
もともと、石破総理がトランプ大統領と最初に会談したとき、1兆ドルにすると公言しました。
好意的に解釈すると、日本の対米直接投資は約8000億ドルなので、2000億ドルを増額して1兆ドルにするという意味らしいです。
年間2000億ドル×4年間=8000億ドルと考えると、4年間で5500億ドル(80兆円)に収まったのなら、それほど悪い数字ではないと思います。
あとは、5500億ドルの資金の調達方法なのですが、ノンリコースローンを使って資金を調達するようです。
ノンリコースローンは、ソフトバンクがボーダフォンを買収した時に使った手法で、ソフトバンクは買収するボーダフォンを担保にして資金を調達しました。
このときと同じように、日本が投資先の事業を担保にしてノンリコースローンを使って米国内で5500億ドルを調達できれば、日本国内への影響はほとんど無いようです。
また、15%の関税がかけられるのですが、輸出企業は消費税差戻金が実質的な輸出補助金となっており、実質的な関税は5%なので、大きな影響はないようです。
スポンサードリンク
コメントを投稿する