【二毛作】田植えは6月が最適だった?麦秋と新嘗祭【米作り】
農業政策の専門家が、日本は本来、6月に田植えを行い、10月に稲刈りをしていたという話をしていました。
その専門家によると、現在は5月に田植えをするのですが、昔は6月に田植えをしていたそうです。
6月に田植えをして、10月に稲刈りをすると、二毛作の裏作で麦を作れるので、農家の所得も上がるそうです。
しかも、10月に稲刈りをすれば、温暖化の影響を受けないので、高温障害が減るらしいです(台風の被害には言及無し)。
麦秋の季語は初夏
米の二毛作の裏作に麦を作れば良いというので、不思議に思って調べてみたら、麦は梅雨入り前(初夏)に収穫するようです。
「麦秋」という言葉があるので、麦は秋に収穫するものと思っていたのですが、初夏に収穫するものなんですね。
こういう勘違いは多々あり、「小春日和」も「春」という感じが入っているので、春の言葉かと思いきや、秋に使う言葉です。
日本語は難しものです。
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新嘗祭が11月の理由
新嘗祭は11月に行われるのですが、9月に米が収穫されるのに、どうして新嘗祭は11月なのか、不思議に思っていました。
しかし、5月に田植えをして10月に稲刈りをするのが本来の日本の農業だという話しを聞いて、新嘗祭が11月という意味が理解できました。
今まで興味の無かったジャンルですが、話しを聞いてみると、なかなか面白いものです。
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