【令和の米騒動】国産米を食べられるのは上級国民だけになる

米の価格が高騰して、令和の米不足と騒がれているのですが、農家の数が激減しているので、長期的に見ると、価格の高騰は止まらず、25年後には国産米を食べられるのは上級国民だけになると思います。

2024年の農家の戸数は88戸(このうち米農家は70万戸)ですが、2050年には17万戸になるという予測が出ています。

この予測は、農家の年齢構成から計算されているので、かなり現実的な数字だそうです。

比率としては、2024年の日本の人口が1億2000万人に対して農家が88万戸なのですが、2050年の日本の人口が9500万人に対して農家は17万戸になります。

日本の人口に対する農家の割合が低くなるので、国産の野菜も米も、長期的には値上がりしていき、25年後には庶民は輸入米を食べ、国産米を食べられるのは上級国民だけという状況になっていると思います。

ベーシックインカムで農家を守れ

5kg2000円だった米が、5kg4000円になっいます。

米の消費量は1人で平均50kgなので、1年間で2万円の負担増となります。国民全体なら2兆4000億円の負担増です。

現在、米農家は70万戸なので、米農家1戸につき、毎年300万円のベーシックインカムを配ったとしても、2兆1000億円です。

農家全体88万戸に300万円を配っても、2兆6400億円です。

農家が激減すると、国産品の価格は確実に値上がりしていくので、毎年300万円のベーシックインカムを配って農家の数を維持した方が、長期的には国民負担が減ると思います。

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政府に期待するな!家庭菜園のすすめ

農家の減少は日本の少子化問題以上に危機的な状況なので、農家にベーシックインカムを配って農家の数を維持するべきだと思うのですが、政府がベーシックインカムなんてやるはずないので、国産米や国産野菜を食べられるのは上級国民だけという日が来るでしょう。

輸入品を食べられれば、輸入品で良いと思うのですが、世界的な食料争奪戦が始まれば、輸入品も高くて買えなくなるという時代も来るかもしれません。

そういう事態に備えて、今のうちから家庭菜園を開始して、自分の食べるものは自分で作るようにした方が良いと思います。米も野菜も、一家族分くらいなら、機械が無くても作れます。

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