選択的夫婦別姓の問題はサムボ婚で解決できる

選択的夫婦別姓で指摘されている問題は、旧姓の通称使用拡大とサムボ婚で解決できると思います。

旧姓の通称使用拡大の欠点

選択的夫婦別姓で指摘されている問題は、旧姓の通称使用拡大でほとんど解決できます。

ただ、1つだけ解決できないケースがあると言われています。

そのケースというのが、一人っ子の長男と一人っ子の長女が結婚するケースだそうです。

このケースで、男性と女性の双方が自分の家の姓を残したいという場合だけは、旧姓の通称使用拡大では解決できないそうです。

ただ、このケースを選択的夫婦別姓制度で解決したとしても、問題が解決できるわけではありません。

夫婦別姓でも親子の名前が一致しないと姓を継承できないので、母親と父親の両方の姓を残すためには子供を2人産み、兄弟の姓を別々にする必要があります。

この姓の継承という問題の根本には少子化問題があるので、実際問題として、選択的夫婦別姓を導入したとしても、父方、母方の両方の姓を継承していくハードルは高いと思います。

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夫婦別姓はサムボ婚で解決できる

選択的夫婦別姓で指摘されている問題のほとんどは旧姓の通称使用拡大で解決でき、旧姓の通称使用拡大で解決できない問題についてはサムボ法で解決すればよいと思います。

サムボ法はスエーデンの法律で、事実婚に結婚と同じような権利を保障するという法律です。

サムボ婚(事実婚)であれば、夫婦別姓になるので、一人っ子の長男と一人っ子の長女が結婚するケースにも対応できると思います。

それに、サムボ婚はあくまでも事実婚なので、選択的夫婦別姓で対応できないような同性婚を希望する人や、何らかの事情で事実婚を選んでいる人の救済にもなると思います。

だから、選択的夫婦別姓を導入しなくても、旧姓の通称使用拡大に平行して、日本版サムボ法を導入すれば、戸籍制度を変更しなくても、夫婦別姓問題を解決できるのではないでしょうか。

(今回のサムボ婚案は、1日で考えた対案なので、詳細までは考えていません。時間があるときに再検討してブラッシュアップしようと思います。)

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