映画「キングダム2」の感想:つまらないと思った理由

山﨑賢人が主演する映画「キングダム2・遥かなる大地へ」の感想です。

映画「キングダム2」を観たのですが、序盤のシーンが納得できなかったので、面白くありませんでした。

私が気になったのは、映画の序盤で、主人公の信(山﨑賢人)が秦軍の歩兵に加わり、魏の大軍に突撃するシーンです。

このとき、魏の大軍は、最前線に居る盾兵を終結させて防御の陣形をとるのですが、主人公の信は盾兵を踏み台にして飛び越えて、敵陣中へと切り込んでいき、的の指揮官の首を取りました。

しかし、私は、魏の大軍が防御の陣形を取るのが不自然だと思いました。

普通は、敵の歩兵部隊が突っ込んできたら、弓で攻撃して敵の兵力を削り、騎馬隊を突撃させ、歩兵をぶつけるという感じになると思います。

映画「キングダム2」ではほとんど弓が登場せず、時代考証的に、この時代は弓を使わない戦法が一般的なのなら仕方が無いのですが、主人公の信を活躍させるために弓を使っていないだけのような気がして、リアリティーに欠けているように思いました。

ジャンルは違うのですが、先日、観た映画「安市城」は籠城戦に焦点を当てており、迫力があって面白かったので、映画「キングダム2」ももう少し戦に迫力があればよかったと思います。

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