「デス・レター 呪いの手紙」の感想と結末の解釈

ロシアの映画「デス・レター 呪いの手紙」の感想と評価です。お勧め度は10点満点の6点です。

映画「デス・レター 呪いの手紙」は、罪を犯した者が罰として、呪われた手紙を届ける仕事を命じられるというストーリーで、ジャンルはホラー・サスペンス系です。

私はロシアのホラー映画は観たことがなかったし、時間も1時間17分と短めだったので、寝る前の暇つぶしにちょうど良いと思い、観ました。

映画の中で、その昔、罪を犯した者が罰として、呪われた手紙を届ける仕事を命じられたが、配達者が途中で手紙を開けたので、疫病が流行して大勢の者が死んだ、というエピソードが登場します。

ロシアでは、こういう実話や都市伝説が実際にあるのか分かりませんが、過去にあった配達者の話とリンクしながらストーリーは進んでいきました。

タイトルの「デス・レター 呪いの手紙」から想像した内容とは違うし、ホラーというほど怖い映画ではないのですが、伏線も回収していたし、ミステリー映画としては面白かったです。

時間も1時間17分と比較的に短かったので、タイムパフォーマンスも良かったで、お勧め度はお勧め度は10点満点の6点としました。

デス・レターの結末の解釈

配達人に選ばれた主人公は罪を犯していないと言っていたのですが、主人公は自動車を運転中にスマホを操作しており、脇見運転で少女を車ではねたのに、救護せずに逃走するという罪を犯していました。

警察署に現れた少女の幽霊の正体も、主人公が車ではねた少女でした。

映画の結末で、配達の仕事を達成した主人公は、少女を跳ねる前に戻って、少女を車ではねることを回避して、少女を助けました。

だから、「デス・レター 呪いの手紙」の結末は夢オチなのかと思ったのですが、主人公は手紙に配達で行動を共にしていた女性刑事と再会したときに、女性刑事は主人公の名前を知らないのに、主人公は女性刑事の名前を知っていたので、夢オチではないという解釈が正しいでしょう。

あの手紙は呪いの手紙かもしれまえんが、主人公は時間を戻って少女を救って罪を逃れたので、手紙は人生をやり直すチャンスを与える手紙だったのではないかと思います。

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