年収50万円の生活と税金と確定申告

今回は年収50万円の個人事業主の生活水準と税金について紹介します。

年収50万円の確定申告と税金

アルバイトの場合

年収50万円の税金につてですが、アルバイトなどの給与所得者の場合は、給与所得控除と基礎控除を合わせて103万円までは非課税なので、確定申告の必要はありません。

確定申告書を提出に行くと、給料の額を見た税務署の人に「何しに来たのです?」と言われたことがあります。

年収50万円が給与所得だと住民税も発生しません。国民年金は免除で、国民健康保険も7割減免になるので、負担は国民健康保険料2万円だけです。

個人事業主の場合

個人事業主の場合は所得50万円を白色申告の雑所得か事業所所得(売り上げ-経費)で確定申告すると、住民税が発生し、国民健康保険も5割減免になってしまう可能性があるので、青色申告の事業所得で申請した方が安全です。

確定申告を青色申告にすれば、青色申告特別控除55万円が経費扱いになるので、事業所得50万円を非課税となり、国民年金は全額免除、国民健康保険も7割減免となります。

つまり、年収50万円の税金は国民健康保険税2万円となります。

年収50万円の生活

年収50万円だと、家賃2万円×12ヶ月、食費2万円×12ヶ月、国民健康保険2万円で、計50万円なので、光熱費などを考えると、生活はせきません。

ただ、個人事業主の場合は、自宅で仕事をしていれば、家賃や光熱費などの一部を経費に出来るので、ギリギリなんとか生活できます。

しかし、臨時の出費には対応できないので、予定外に大きな出費が出来たときに破綻しました。

年収50万円で生活するのであれば、家賃1万円の部屋を見つけて、食費も月1万円に抑える必要があるでしょう。

住む地域を限定しないのであれば、「山奥ニート」「小屋暮らし」「空き家バンクで田舎暮らし」という生き方もあります。

家賃1万円なら大分県杵築市

大分県杵築市は、キャノンの工場で働く人向けにアパートが大量に建設されたのですが、リーマンショックなどの影響でキャノンの工場が撤退したため、アパートの借り手がないので、綺麗な部屋が家賃が1万円代で借りられます。

事故物件でも家賃1万円では借りられないので、年収50万円で生活するなら、大分県杵築市へ移住する事も検討する必要もあるでしょう。

山奥ニート

和歌山県の山奥に無職の若者が集まるシェアハウスがあり、そのシェアハウスで暮らす人たちは山奥ニートと呼ばれています。

シェアハウスはNPO法人で、月2万円ほどで楽しく生活できるそうなので、山奥ニートなら年収50万円で生活できそうです。

小屋暮らし

小屋暮らしは、山奥や田舎に安い土地を買い、そこに小屋を建てて暮らすという生活スタイルです。

初期投資と固定資産税はかかりますが、安くて良い土地を見つけることが出来れば、自給自足で生活する事ができるので、初期投資をクリアすれば、年収50万円でも生活は可能です。

ただ、小屋暮らしは近隣住人に歓迎されない事が多いので、トラブルにならないように注意が必要です。

古民家で田舎暮らし

空き家バンクには、不要になった古民家などが売りに出ています。

誰も住んでいない田舎の実家を放置していても、固定資産税だけがかかるので、土地付き家付きで0円という物件もあります。

補修が必要な物件が多いのですが、田舎に移り住むと補助金る場所もあるので、補修費用も抑えられる場所もあります。

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