Arc'tery(アークテリクス)のアトムARフーディがダウンジャケットより寒い理由

登山ブランド「Arc'tery(アークテリクス)」のアトムARフーディがダウンジャケットよりも寒い理由を紹介します。

アークテリクスのアトムARフーディはダウンではない

私は服を買うときに参考にしているYouTuberが居るのですが、そのYouTuberがアークテリクスのアトムARフーデを紹介していました。

ところが、YouTuberがアークテリクスのアトムARフーデはダウンだと連呼していたのです。

アトムARフーデは、中綿が「コアロフト」という化繊(化学繊維)のはずなので、ダウンバージョンが出たのかと思って調べてみたのですが、私が調べた限りではダウンバージョンが出た様子はありませんでした(2021年12月時点)。

YouTuberがアークテリクスとコラボした商品だったり、YouTuberの別注や特注だったりする可能性が残りますが、一般的なショップで販売しているアトムARフーデは中綿に「コアロフト」という化繊を使用しています。

ダウンと化繊では、使用目的もメンテナンスも変わってくるので、アトムARフーデをダウンジャケットだと思って購入して、「寒い、寒すぎる」と怒っても後の祭りなので、購入する際には注意しましょう。

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アトムARフーディはダウンよりも寒い理由

アトムARフーディはダウンよりも寒いと言われる理由は、「クロー値」にあります。

衣類には、暖かさの目安となる「クロー値」があり、クロー値が高いほど暖かいとされます。

アークテリクスは化繊「コアロフト」のクロー値を公開していないようですが、「コアロフト」のクロー値は、人口ダウンと呼ばれる化繊「プリマロフト・ワン」よりも5%低いという説があります。

「プリマロフト・ワン」のクロー値が0.92で、600フィルパワーのダウンのクロー値が1.88なので、「プリマロフト・ワン」でもダウンの半分程度の暖かさしかありません。

「コアロフト」は「プリマロフト・ワン」よりもクロー値が低いので、アトムARフーディはダウンジャケットよりも寒いと言われているのです。

しかし、このクロー値は同一条件で計測したものであり、製品としての暖かさは、生地や縫い方や中綿の量などに左右されるので、実際に「アトムARフーディ」がダウンジャケットよりも寒いとは限りません。

むしろ、私はダウンジャケットよりも、化繊の「アトムARフーディ」をお勧めします。

Arc'tery(アークテリクス)のアトムARフーディ
出典:Arc'tery(アークテリクス)

アトムARフーディはダウンよりもお勧め

アークテリクスの「アトムARフーディ」は化繊であり、ダウンジャケットよりも寒いです。

単純に暖かさを求めるだけなら、コスパ最強と言われるモンベルのダウンを買った方がコスパが良いでしょう。

しかし、街着にするのなら、ダウンよりも化繊の方がメンテナンスや洗濯が楽だし、街着なら「アトムARフーディ」で十分に暖かいです。

逆に言えば、街着だとダウンはオーバースペックになり、暑いこともあります。

暑いと汗をかいて風邪を引くので、街着ならダウンジャケットよりも、化繊の「アトムARフーディ」を選ぶメリットが多いです。

だから、街着なら「アトムARフーディ」がお勧めです。おしゃれ着として購入する人も多いのですが、登山ブランドで細部まで作り込まれており、勝って後悔する事は無いでしょう。

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