スナグパックの寝袋ソフティー・エリート3の感想とレビュー
モンベルの寝袋#1からスナグパックの寝袋「ソフティー・エリート3」に買い換えた感想とレビューを残しておきます。
寝袋「ソフティー・エリート3」を購入した理由
私は室温が0度を下回ることがあるので、自宅で寝る時に寝袋を使用しており、モンベルの封筒型寝袋#1を使用していました。
しかし、モンベルの寝袋は#1でも寒くて眠れませんでした。
モンベルの寝袋は室温10度でも厳しいので、もう1つモンベルの寝袋を買って、寝袋を2重にして寝たりしていましたのですが、寒くて目覚めたり、起きたときに体の芯が冷えたりしていました。
そこで、もっと暖かく快適に眠りたいと考えて、新しく寝袋を購入することにしました。
候補に挙がったのは、最強の寝袋「カリンシア・Defence 4」とミニマリストも絶賛するミリタリー寝袋「スナグパック ソフティー・エリート3」です。
寝袋の重さは下記の通りです。
Defence 4が重量1850g(Mサイズ)
ソフティー・エリート3が重量1600g
モンベルの封筒型寝袋#1が重量1560g
もう1つ上位モデルを購入すれば、暖かく眠れると思ったのですが、洗濯機で脱水する時にモンベルの寝袋・重量1560gがギリギリだったので、「Defence4」と「エリート3」を候補にしました。
暖かさで比較するのなら、カリンシアの「Defence4」と、スナグパックの「ソフティー・エリート4」を比較するべきですが、自宅で洗濯することを考慮して、モンベルの寝袋1560gを選択の基準にしています。
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寝袋「ソフティー・エリート3」を選んだ理由
最初に購入しようと思っていたのは「カリンシア・Defence 4」だったのですが、ネットで調べていて、スナグパックの「ソフティー」シリーズは拡張機能があることを知り、「ソフティー・エリート3」を購入することにしました。
私は閉所恐怖症で、狭いところが苦手なうえ、寝相が悪いので、モンベルの封筒型寝袋(横幅75cm)でも狭いと思い、もう少し大きな寝袋を探していました。
スナグパックの「ソフティー」は、標準機能で横幅90cm(周囲180cm)、拡張機能を使えば、横幅92.5cm(周囲185cm)まで広げる事が出来ます。
これだけ広ければ、寝るときに楽だろうし、寒くても寝袋の中に毛布を入れられるだろうと判断したので、スナグパックの「ソフティー・エリート3」を購入しました。
私は閉所恐怖症なので、寝袋を購入しても狭くて使えないと2万円をドブに捨てることになるので、「ソフティー・エリート3」の拡張機能は保険になると思ったので買いやすかったです。
寝袋「ソフティー・エリート3」のレビュー
スナグパックの寝袋「ソフティー・エリート3」は非常に暖かいです。
室温10度で、アンダーウエアだけでエリート3の中に入ると、すぐにジンワリと暖かくなり始めまました。熱がこもっていく感じがすぐに分かります。
スナグパックには、宙服にも使われている保温素材「Reflectatherm」が使われており、この「Reflectatherm」が体温を反射するので、寝袋の中が暖かくなるのだと思います。
これはモンベルの寝袋では味わえなかった暖かさで、薄着なのにぐっすりと朝まで暖かく眠れました。
まだ本格的な寒さでは使用できていないのですが、朝、起きたときに8度だったときに、少し足が寒いかなと思った程度でした。
これ以上、寒くなっても、服を着たり、寝袋の中にプリマロフトの布団を入れたりする事ができるので、氷点下でも十分に対応できそうな感じがします。
足が寒くてもモンベルのダウン・テントシューズを使えば楽勝でしょう。
(注釈:寝袋は薄着の方が体温が伝わりやすいので、暖かいという説があります。)
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スナグパックの拡張機能のレビュー
スナグパックの寝袋「ソフティー・エリート3」は拡張機能が売りの1つで、拡張機能を使わないときは周囲180cmで、拡張機能を使えば周囲195cmになります。
周囲180でも寝袋としては広目なのですが、閉所恐怖症の私には少し窮屈な感じがしました。
しかし、拡張機能を使った周囲195cmにすると、窮屈感が無く、寝返りもうてました。
欲を言えば、もう少し広い方が良いのですが、閉所恐怖症の私でも問題の無い広さです。
予想外に良かったスナグパックのメリット
スナグパックの寝袋「ソフティー・エリート3」は、長さが220cmあり、非常に縦に長いです。
そして、背の小さい人は、足の部分を折り込んで、長さを調整できるシステムになっています。
このスナグパックの寝袋「ソフティー・エリート3」は長いという特徴が私には大ハマりしました。
普通の寝袋は顔は寝袋の外に出すのですが、「ソフティー・エリート3」は長いので、足を折らないまま、寝袋に入ると、すっぽりと頭まで寝袋に中に入る事が出来ます。
これがものすごく暖かいです。
酸欠が心配なので、ドローコードは緩目にしているのですが、それでも暖かいです。
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ソフティー・エリート3は5度でも寒くない
年末に入って本格的に寒さが厳しくなってきて、5度を室温が5度を下回るようになったので、寝袋のレビューを追記しておきます。
就寝時の格好は、上下ポーラテックのフリースで、スナグパックの寝袋「ソフティー・エリート3」を拡張して、寝袋の中に頭まで入って、ドローコードはゆるめに閉める感じで使用しています。
起きたときの室内の気温が5度だったので、最低気温だと2度くらいだと思います。
室温が5度を切ると、モンベルの封筒型寝袋#1(化繊)だと寒くて眠れないレベルなので、プリマロフトの掛け布団を追加できるように用意していたり、モンベルの化繊ジャケットを用意していたりしていたのですが、スナグパックの寝袋「ソフティー・エリート3」は全く寒くありませんでした。
さすがに、5度になると暖かいという感じはないのですが、寒いという感じはありませんでした。寒がりで冷え性の私が、寒さを気にせずに普通に眠れるという感じの暖かさでした。
今の感覚だと、室温が氷点下になってもフリースだけで眠れそうな感じがします。2万円でこのスペックは凄いです。本当に良い買い物をしたと思います。
カリンシアとスナグパックはどちらがおすすめか?
スナグパックが宇宙服にも使用されている「Reflectatherm」という保温素材を使用しているのと同様に、カリンシアもNASAの技術を使用した「サーモフレクト」という保温素材を使用しているので、どちらも暖かいです。
最大の違いは、広さです。スナグパックのソフティーは拡張機能があって広いのに対して、カリンシアのDefenceは狭いです。
このため、狭いカリンシアの方が保温力で勝り、広いスナグパックの方が保温力で劣ると思います。
狭くても大丈夫な人はカリンシアを買えば良いと思いますが、私は閉所恐怖症で寝相の悪いので、スナグパックの「ソフティー・エリート3」をお勧めします。
もし、寒いと思うのであれば、1つランクを上げて、「ソフティー・エリート4」を買えば良いと思います。
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