イーフットボール2022の炎上でコナミの株価が暴落
コナミのサッカーゲーム「efootball2022(ウイイレ2022)」が炎上した影響で、コナミの株価が大暴落しました。
イーフト2022の炎上でコナミの株価が暴落
コナミは「ウイイレ」の愛称で親しまれてきたサッカーゲーム「ウイニングイレブン」のブランドを廃止して、「efootball(イーフットボール)」へと名称を変更し、2021年9月30日にイーフットボールの第1作「efootball2022」をリリースした。
コナミは毎年、9月にウイイレの新作を発売していたのだが、2年間をかけて最高のサッカーゲームを作る事を約束し、ウイイレ2021をシーズンアップデートで対応していた。
シーズンアップデートとは、ゲーム内容は変更せず、データを更新するというもので、実質的にウイイレ2020と同じ物をウイイレ2021として販売していた。
したがって、実質的にイーフットボール2022は2年ぶりのウイイレの新作であり、ウイイレファンから大きな期待が寄せられていた。
ところが、イーフットボール2022はPS5などの次世代機からスマホアプリのクロスプレイを採用したことから、イーフットボール2022はリリース当日から「アプリのようだ」などと不評が続出し、インターネット上に不評のコメントやバグ動画が投稿され、大炎上した。
10月1日の時点で、ゲーム配信サイト「STEAM」では、イーフットボール2022に対して、1万1183件のコメントが寄せられ、1万166件が「不評」となり、STEAMでの不評率が約8%で不評率1位となっている。
STEAMの不評率2位は、2011年に発売された「Flatout3:Chaos & Destruction」で、不評率は約15%となっており、イーフットボールは圧倒的な不評率を記録した。
こうしたイーフットボール2022の炎上を受けてか、翌日2021年10月1日のコナミHDの株価は前日比-590(-8.39%)の大暴落となり、10月1日の暴落率ランキングの第10位にランクインしている。
この日はゲーム関連株は2%~3%下げているが、コナミの前日比-8.39%という暴落は突出しているので、イーフットボール2022の炎上が原因だと考えられる。

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コナミの株価2日目も続落
10月2日、3日は土曜日、日曜日で休みなので、10月4日がイーフットボール2022のリリースから2日目の営業日となる。
そして、10月4日のコナミの株価の続落し、コナミの株価は終値6020円で、前日比-420円(-6.52%)で取引を終えた。
10月1日は590円下げたので、コナミは2日で1010円を下げた事になる。
10月4日は、バンダイナムコが前日比-1.37%、カプコンが前日比-4.64%、コーエーテクモが前日比-4.48%と、ゲーム関連株は下げが目立つが、コナミの-6.52%は突出しており、イーフト2022の炎上の影響だと考えられる。
イーフトのリリースから3営業日目の株価
10月5日、イーフットボール2022のリリースから3営業日目のコナミの株は、終値5950円で前日比-70円(-1.16%)で取引を終えました。
この日、コナミの株価は安値5850円まで下げた後、一時は前日終値を10円上回る6030円まで上昇したのですが、結局は売りに押され、終値は5950円となりました。
この日は、バンダイナムコが前日比-179(-2.23%)、カプコンが前日比-92(-3.17%)、コーエーテクモが前日比0円(0%)でした。
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イーフト2022の炎上から4営業日目
イーフト2022の炎上から4営業日目、10月6日のコナミの株は終値5980円、前日比+30(+0.50%)で取引を終えました。
この日のゲーム関連株の前日比は下記の通りです。
コーエーテクモが前日比-15(-0.31%)
バンダイナムコが前日比-38(-0.49%)
カプコンが前日比+17(+0.61%)、
スクエアエニックスが前日比+70(+1.24%)
大暴落していたコナミの株価が下げ止まったので、イーフトが炎上した件は株価に織り込まれたと考えて良いでしょう。
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