仰げば尊し-樋熊迎一(寺尾聰)の病気と病名を原作からネタバレ
多部未華子が出演するTBSのドラマ「仰げば尊し」に登場する樋熊迎一(寺尾聰)は病気を抱えています。その病名を原作からネタバレしておきます。
樋熊迎一(寺尾聰)の病名
原作の通りだとすると、樋熊迎一(寺尾聰)の病気は進行性の胃癌で、健康診断で癌が見つかります。
原作では、中澤忠雄は健康診断で癌が見つかります。既に癌は進行しており、家族は病院側に「手術で摘出すれば治る」という説明をしてもらい、中澤忠雄は手術を受け、胃の3分の2を摘出し、退院後、吹奏楽部に復帰します。
そして、中澤忠雄は入退院を繰り返しながらも、卒業生の協力を得て野庭高校吹奏楽部は勝ち進み、平成7年の全国大会で日本一に輝きました。
中澤忠雄は平成8年に野庭高校吹奏楽部から引退し、同年、進行性の胃癌である事を知り、平成8年(1996年)8月18日に死去しました。享年61でした。
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ドラマ「仰げば尊し」の解説
ドラマ「仰げば尊し」の第3話で、重要な台詞がありました。
吹奏楽部に入部した青島裕人(村上虹郎)が樋熊迎一(寺尾聰)に「ステージに上がる夢、俺が見せてやる」と言っています。この台詞には2つの意味が含まれていると思います。
1つは「全国大会のステージにつれていく」という意味です。もう1つは、癌の進行具合を「ステージ1」とか「ステージ2」と表現するので、癌の進行を暗示する意味です。
脚本家は、青島裕人(村上虹郎)に「ステージに上がる夢、俺が見せてやる」と言わせることで、全国大会を目指すとことと、樋熊迎一(寺尾聰)の病気が密かに進行していく様子を表現したのだと思います。
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