国産ブラウザ「KInza(キンザ)」が開発終了
国産ブラウザ「KInza(キンザ)」が2021年7月9日に開発終了を発表した。
国産ブラウザ「KInza」が終了
KInzaは、Dayz株式会社が開発する国産ブラウザで、2014年5月にリリースされたが、2021年に開発を終了し、2021年末でダウンロードを終了して、公式サイトも閉鎖する。
KInzaは、Chromium派生ブラウザで、Googleアカウントと同期する機能があったのだが、Chromium派生ブラウザが利用しているGoogle APIへのアクセスが遮断され、Googleアカウントと同期できなくなった。
さらに、収益と開発継続コストの問題もあり、開発終了に踏み切ったようだ。
ブラウザ「KInza」自体は、引き続き利用可能だが、セキュリティーの観点から、利用は推奨されていない。
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ずっと「GINZA(銀座)」だと思っていた
私はOpera(オペラ)というブラウザを利用していたのだが、2016年にOperaが中国企業の傘下に入った時に、Operaをアンインストールして、ブラウザ難民になった。
そのときに、色々とブラウザをインストールした一つが、国産ブラウザ「KInza」で、サブブラウザとして利用していたのだが、「銀座」にちなんで名前が付けられたという説明があったので、ずっと「GINZA(銀座)」という名前だと思っていた。
だから、KInzaが無くなるのは非常に残念だと思う。貴重な国産ブラウザだったので、Googleアカウントとの同期など無くてもいいので、開発を続けてほしかった。
どこも事業を引き継がなかったということは、利益になっていなかったということだろうか。
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