アンチワーク・労働からの解放

早期退職をして労働から解放されるFire(ファイヤー)の方法を紹介します。

  1. Fireの説明
  2. Fireの歴史
  3. Fireする方法
  4. Fireの老後2000万円問題
  5. 国民年金は優良な投資先
  6. Fireに必要な期間
  7. Fireの難易度
  8. Fireに後悔する人が続出
  9. Fireしている人が隠している秘密

Fireの説明

Fireとは「Financial Independence, Retire Early」の頭文字を取った略語で、経済的自由や早期退職という意味です。

Fireは、生活費の25倍の金融資産を築いて会社を辞め、金融資産を取り崩しながら生活するというライフスタイルです。

金融資産の50%以上を株式に投資して、毎年4%ずつ金融資産を取り崩していけば、95%の確率で金融資産が枯渇しないとされています。

この金融資産の取り崩し方が「4%ルール」という理論で、4%ルールがFireの根拠となっています。

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Fireの歴史

ヴィッキー・ロビンによってFireのベースとなる考え方が1992年にアメリカで生まれ、ウィリアム・ベンゲンが1994年にFireの基礎理論となる「4%ルール」をアメリカの雑誌で発表しました。

そして、1998年のトリニティ大学教授の研究により、4%ルールが注目を集めるようになりました。

この4%ルールを使って会社を退職した人が、2011年にブログを開設したことから、アメリカでFireが流行するようになりました。

さらに、もっと短期間でFireしたいということから、生活費の半分を労働でまかなうサイドFireという考え方が発生しました。

日本でも2019年にマスコミが金融庁の「老後2000万円問題」を取り上げたことをきっかけに、様々な議論が起こります。

こうしたなかで、世界的な病気の流行に伴う生活様式の変化もあり、日本でも2020年頃からアメリカのFireという考え方が流行し始めました。

つまり、Fireという概念が誕生してから30年しか経過しておらず、Fireがアメリカで広まり始めてから10年しか経過していないので、Fireは理論上は成立したとしても、未知な部分が多いのです。

Fireする方法

宝くじに当たったり、ビットコインで億り人になるなど、大金を得るという特殊なケースを除けば、Fireを実現する方法は1つしかありません。

その方法は「収入を増やす」「支出を減らす」「貯めたお金で投資する」です。

Fireに関して色々な書籍が出ているのですが、言い方が違うだけで、全ての人が「収入を増やす」「支出を減らす」「貯めたお金で投資する」というプロセスによってFireを実現しています。

なかでも重要なのが支出を減らすことです。無駄遣いを止めて、サブスクや保険などの固定費を削減し、低い生活費で生活して、給料が上がっても生活水準を維持することです。

最近はFireという概念にミニマリストの概念と融合しており、アメリカでは極度の節約生活を実践して短期間でのFireを達成する若者が植えています。

サラリーマンがFireする方法

サラリーマンがFireを実現する方法としては、給料(初任給)の半分で生活し、残ったお金は全て投資に回すという手法が有名です。

そして生活水準を上げず、最初の生活を維持して、生活費の25倍の金融資産を築けば、金融資産からの収入だけで生活が可能となります。

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Fireの老後2000万円問題

金融庁の老後2000万円問題は、撤回されるなど、様々な議論を呼んだのですが、2000万円問題が嘘だったのかは別にして、Fireを目指す人にとってはとても参考になる問題でした。

老人の1人暮らしの生活費は平均15万5000円なので、年間の生活費は186万円となります。

国民年金を満額支給だと年間79万円なので、残りの107万円が必要になります。

つまり、国民年金だけの人は、金融資産からの収入が107万円あれば、老後のFireは達成します。

107万円の25倍は2650万円なので、国民年金だけの人は老後Fireを達成するためには2650万円が必要になります。

ただし、これは年間生活費186万円のモデルケースの例なので、生活費100万円の人は年金の不足分が21万円なので、21万円の25倍の525万円あれば、働かずに老後も生活できます。

サラリーマンは厚生年金や退職金がもらえるので、生活水準させあげなければ、老後Fireは簡単にできます。

国民年金は優良な投資先

年金については「将来潰れる」「もらえない」などの噂があるのですが、国民年金は優良な投資先なので、払えるのなら、払った方が良いです。

国民年金は受給開始10年で掛け金を全額回収できるので、10年以上を生きれば、後は丸儲けになります。

年金など払わずに、自分で運用した方が利回りが良いと主張する人も居るのですが、金融資産の寿命という問題があり、長生きするリスクに対して国民年金は非常に有効な投資となるので、国民年金は納めた方が良いです。

さらに、国民年金には、月額200円の付加年金があり、付加年金は2年で元が取れるので、国民年金を払う人は必ず付加年金も払うようにしましょう。

また、厚生年金については計算が難しいのですが、サラーリーマンの場合は労使折半で、半額は会社の負担しているので、9年で元を取ることが出来ます。

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Fireに必要な期間

Fireの定番商品となっている「S&P500」の平均利回りが8%なので、利回りを8%と仮定すると、毎月10万円を「S&P500」に投資した場合、10年間で1830万円(運用益が630万円)になります。

毎月10万円を19年間、「S&P500」に投資すると、5300万円になります(運用益が3000万)になります。

年間生活費が200万円の人は、目標金額が25倍の5000万円なので、毎月10万円を積み立てていけば19年でFireを達成する事が出来ます。

Fireの難易度

年間の生活費が200万円とすると、Fireを達成するために最低限必要な資産は5000万円になります。

不動産を除く資産が5000万円以上、1億円以下を「準富裕層」と言い、5000万円以上の資産を持つ世帯の割合は、全世帯の10%しかいません。

準富裕層に多い職業は、弁護士や医者、中小企業の社長や大企業の重役などです。

独身の金融資産の平均は653万円ですが、中央値は50万円というのが実情であり、5000万円という額はサラリーマンにはハードルが高いと言えます。

しかも、5000万円でFireすることには心配する声も多く、最低でも1億円は必要だという意見が多いです。

アメリアでfireを達成した人の意見などを参考にしても、私は1億円くらいは必要なのではないかという印象を受けました。

Fireに後悔する人が続出

アメリカではFireを達成した人が増えているのですが、Fireに後悔する人も増えています。

仕事から得られたメリットが無くなる

仕事で海外出張をしていた人は、仕事辞めて海外へ行けなくなったことを後悔するようです。

社会的な地位を失う

高収入で社会的な地位が高い人がFireした人は、慕ってくれる部下がいなくなり、仕事を辞めたことに後悔するようです。

Fireすると社会的には無職になるので、世間からの扱いが悪くなり、プライドが傷つく人もいます。

もっと稼ぐ事が出来た

仕事を辞めた後に、仕事を辞めなければ、もっと稼ぐ事が出来たと思い、辞めるのが早すぎたと後悔する人がいます。

心理的負担

早期退職した後に、赤字を経験すると、心理的な負担が大きくなり、再び仕事を始めるという人が多く居ます。

Fireしている人が隠している秘密

生活費の25倍の金融資産を築いてFireを実現した人も、早期退職をして完全に無職になったという人は少なそうだ。

仕事を辞めてFireしたと言っている人でも、資産収入とは別に何らかの収入源を持っている人が多い。

そうした人に対して「それはFireではない」という批判があるのだが、Fire民は別に収入源がある事を認めた上で「生活費は資産収入で足りているのでFireだ」と説明しています。

また、Fireを達成して完全に無職になったものの、様々な要因から仕事に復帰するケースも増えています。

Fire民として有名な厚切りジェイソンも、Fireできるだけの資産を築いたと言っているだけで、仕事を続けており、金融資産だけで生活する完全なFire人口は少ないのではないと考えられます。

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