歌手のamin(アミン)が病気で死去。死因は癌だった。

2021年7月29日に中国の歌手amin(アミン、本名は巫慧敏)が死去した。詳しい病名は明かされていないが、現地報道ようると死因は癌で、48歳だった。

aminは1973年1月15日に中国の上海で生まれた。子供の頃から児童合唱団で活躍しており、父親が積極的にaminをテレビに出演させようとしていた。

その結果、父親の提案で、1985年に視聴者参加型番組「カシオ杯家庭演唱大獎賽」に家族4人で出演して、第1回優勝者となり、ギターを弾いてきた末娘のaminが注目を集める。

この「カシオ杯家庭演唱大獎賽」は大晦日に放送され、視聴率94%を記録したモンスター番組だったようで、aminは一気に有名人となったようだ。

翌年、有名な児童合唱団に参加して賞を受賞し、歌手としてデビューした。

海外進出ブームを背景に、1992年に来日し、1993年にサントリーのCMソング「大きな河と小さな恋」でブレイクし、2005年にはNHK紅白歌合戦に出場した。

NHK紅白歌合戦に出場した中国人とては、テレサテン(台湾出身)、欧陽菲菲(台湾出身)に継ぐ3人目で、中国本土出身としてはaminが初だった。

その後は日中友好の架け橋となるような活動をしていたが、3年前から闘病生活をしており、2021年7月29日に死去した。

(私もaminのCDを持っており、懐かしくなって調べてみたが、aminは日本で成功した中国人歌手と紹介されていたので、中国ではあまり有名ではないようだ。)

スポンサードリンク

コメントを投稿する