新撰組の幽霊が出現!新撰組の旗の色は紫だった

新撰組と言えば水色時に「誠」を染め抜いた旗が有名だが、旗の色については諸説あり、よくわかっていない。そこで、今回は少し変わったのが「紫色」という説を紹介する。

新撰組の幽霊が出現した事件

新設組の旗の色は紫色だったという説があるのが、紫説の何が変わっているのかというと、紫説は新撰組の幽霊が根拠になっているのである。

実は昭和40年代に京都競馬場の拡張工事が行われたのだが、拡張範囲に「千両松」と呼ばれる地域があった。

千両松では、鳥羽伏見の戦いの「千両松の戦い」という激戦があり、大勢の戦死者が出た。幕府軍に属していた新撰組の井上源三郎や今井祐次郎など大勢が、「千両松の戦い」で戦死している。

それで、千両松には、「千両松の戦い」で戦死した人をまつるため、戊辰役東軍戦死者慰霊碑があったのだが、京都競馬場の拡張工事で、戊辰役東軍戦死者慰霊碑が取り壊されたのである。

すると、よなよな、血まみれになった新撰組の幽霊が現われ、「元に戻せ。元に戻せ」と訴えるようになった。

大勢の作業員が新撰組の幽霊を目撃して、たちまち噂が広まり、報告を受けた工事現場の責任者が、幽霊なんて出るはずが無いと言って、泊まり込むが、本当に新撰組の幽霊が出たのである。

新撰組の幽霊騒動の最中に、工事現場で事故も起きたため、工事会社も困り果て、慰霊碑を管理していた妙教寺に頼んで、盛大な供養を行うと、新撰組の幽霊は出なくなり、工事終了後に慰霊碑を元の場所に建て直した。

新撰組の幽霊騒動については、当時の新聞にも掲載されたし、京都市のHPにも「俗伝によればこの高架橋建設時に埋骨地の碑を撤去したところ,工事現場に怪異が起きたので慰霊祭が行われ,埋骨地碑は元に戻されたという」と記載されている。

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新撰組の旗は紫色

新撰組の旗の色には諸説があり、旗の色は判明していないのだが、京都競馬場の拡張工事に出現した新撰組の幽霊が「紫地に誠を染め抜いた旗」を持っていたことから、紫説が浮上した。

紫説は、根拠が文献などによるものではなく、新撰組の幽霊の目撃情報が根拠になっているので、まともには取り扱われていない。

しかし、ちゃんとした説に新撰組の旗の色は赤だったという説があり、赤が変色して紫になったのではないかという説もある。

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