サッカーゲーム「UFL」の評価と感想
「FIFA」や「eFootball(イーフットボール)」に継ぐ第3のサッカーゲーム「UFL」の最新情報です。
サッカーゲーム「UFL」の概要
「UFL」を制作するのは、2016年に設立されたヨーロッパ(ベラルーシらしい)の会社「Strikerz INC(ストライカーズ・インク)」で、「UFL」の開発に5年をかけている。
ストライカーズは開発に先立って、市場調査を実施し、ユーザーのニーズと需要を分析して、ウイニングイレブンやFIFAの長所や短所を把握し、完全なサッカーゲームというビジョンを満たす全く新しいサッカーゲームを制作する。
ウイニングイレブンやFIFAは、莫大な遺産にとらわれ、新しいシステムを導入せず、ユーザーは常に不満を漏らしていた。
UFLの開発者は、サッカーファンであり、サッカーゲームのユーザなので、ウイイレやFIFAを徹底的に研究しており、UFLはユーザーの希望を具体化した新しいサッカーゲームとなる。
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UFLの目標
UFLは、単なるテレビゲームではなく、強力なスポーツブランドを構築し、テレビゲームを中心に、Eスポーツ、ファッション、音楽などを展開する。
「UFL」の価格
「UFL」は基本料無料のフリープレイなので、販売価格は0円である。
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「UFL」はフェア・トゥー・プレイ
フリープレイのゲームは「ペイ・トゥー・ウイン」というシステムが多い。「ペイ・トゥー・ウイン」とは課金を多くした方が勝利しやすいというゲームシステムである。
これに対して、「UFL」が掲げる「フェア・トゥー・プレイ」とは、課金の要素が一切、勝敗に影響を与えないという意味で、「ペイ・トゥー・ウイン」の正反対のゲームシステムである。
「UFL」は、スキルファーストであり、勝利を左右する要素はユーザーのスキルだけである。
「UFL」の課金要素は、装飾品のみであり、課金の要素は一切、勝敗に影響を与えない。勝敗の全てはユーザーの判断とスキルで決まる。
UFLの操作性とエフェクト
勝敗はユーザーのスキルと判断によって決まるが、操作性は複雑にはならない可能性が大きい。
制作陣は、マニュアル操作については全く考えていないようで、マニュアル操作についての質問に対して驚いている様子だった。
また、エフェクトという言葉は使用していないが、制作陣はマニュアル操作を要望するのはエフェクトを懸念しているからではなかと受け取っており、この点は心配する必要は無いと説明している。
この点を考えると、UFLはエフェクトが入らず、純粋にプレイヤーの技術だけで勝敗が決まるサッカーゲームになる可能性が大きい。
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UFLの最新情報
UFLはオンラインゲームを中心にしている。PS4、PS5、XBOXなどの主要な据え置き機で発売する。スマホ版、モバイル版は用意していない。PC版は検討している。任天堂switchでは発売しない。
詳細は不明だが、オフラインモードは準備している。
UFLはフリープレイ(基本料無料)となる。課金は装飾品のみとなり、課金の要素は一切、勝敗に影響を与えない。勝敗はユーザーの判断とスキルによって決まる。
UFLはアンリアルエンジン5を使って制作している。
UFLは、国際プロサッカー選手会(FIFPro)と契約しており、ライセンスのある選手5000人以上のライセンスを取得し、選手の分析はスポーツパフォーマンス分析会社「InStat(インスタット)」と提携している。
UFLは、ウイイレやFIFAとの競争には参加しない。Eスポーツの準備をしている。開発チームにはプロプレイヤーも居る。
UFLには、2対2や3対3といった複数人同士で戦うモードがある。詳細は不明だが、ウイイレ(イーフットボール)のCO-OP(コープ)に相当するゲームモードになると思われる。
選手を集めて自分のオリジナルチームを作るモード(ウイイレのマイクラブに相当するモード)がある。
UFLの発売日
UFLは、発売延期になると、ユーザーを失望させるとして、発売日について公表していない。社内ではゲームをプレイしているが、完成していないゲームを公開する予定はない。
ただ、準備が整えば、2022年に発売する、としている。
選手の引き継ぎ
ウイイレやFIFAは有料ソフトで、毎年、新作を発売していたため、新作が発売される度に選手がリセットされていた。
しかし、UFLはフリープレイなので、新作を発売するという概念が無く、シームレスでシーズンが続き、選手がリセットされる事は無い。
UFLのモード
現在確認できるモードは「クラブマネージメント」「トランスフォー・マーケット(移籍市場)」「イベント」「セッティング」「ニュース」「チームパス」「クエスト」「チャレンジ」です。
ガチャは無し?
UFLは課金の要素は装飾品(ユニフォームやシューズなど)に限定しており、課金は試合に影響しないと説明してる。
このため、ウイイレやFIFAのような有料のガチャはない。
現時点ではガチャらしきモードは見当たらないので、無料のガチャもなさそうだ。
選手の取得方法は明らかになっていないが、チームパスや移籍市場で好きな選手を取得するというシステムになると思われる。
プロリーグと世界大会
UFLはリーグ戦で、リーグ戦を勝ち抜いていけば、プロリーグに入れるようだ。
プロリーグは単なる名称なのか、プレイヤーに金銭的な報酬が出るのかは分からない。
また、世界大会も開催されるので、リーグ戦を勝ち抜けば、世界大会にも参加できるようだ。
FIFAやウイイレとは競合しない?
私が受けた印象では、UFLはサッカーゲームのトップを目指さないようだ。だから、FIFAやeFootball(ウイニングイレブン)などとは競合しないと考えているようだ。
おそらく、UFLは、FIFAやeFootballに不満を持つサッカーファンやサッカーゲームファンの受け皿となり、一定規模のコミュニティーを形成することを目指しているのだと思う。
だから、利益を追求するようなガチャなどを排除して、純粋な実力だけで勝負を争うサッカーゲームとなり、実力だけで勝敗を決めたいユーザーが集まるようになると考えられる。
UFLの評価
クリスティアーノ・ロナウドがアンバサダーに就任していたり、予想以上にお金をかけているので、UFLの期待値は高い。
しかし、公開されたゲーム画面は非常に短く、ゲーム性を評価することができない。
UFLの感想
UFLは、FIFAやウイニングイレブンを研究したというだけあって、FIFAやウイニングイレブンのいいとこ取りという感じがする。
しかし、逆に言えば、オリジナル性が感じられないということになる。
ただ、システムはFIFAで、ゲーム性はウイイレ(イーフトではない)なら、非常に面白いサッカーゲームになると思う。
ウイイレで不満要素だったリプレイや強制パフォーマンスを排除すれば、UFLはストレス無く遊べるサッカーゲームになると思う。
残る注目ポイントとしては、選手の育成システムなので、育成システムについての情報を早く公開して欲しい。
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