感想文-はじめまして、愛しています。
尾野真千子が出演するテレビ朝日の特別養子縁組ドラマ「はじめまして、愛しています。」の感想です。
はじめまして、愛しています。-感想
ドラマ「はじめまして、愛しています。」を観ました。特別養子縁組をテーマとしたドラマです。主演は尾野真千子、脚本は「家政婦はミタ」で有名な遊川和彦です。
私はドラマ「はじめまして、愛しています。」を観て、ピアノマンを思い出しました。
ピアノマンとは、イギリスで発見された記憶喪失の男性のことです。この男性は記憶喪失なのにピアノを弾くことができ、ピアノが美味いことから「ピアノマン」と呼ばれ、世界的に有名になりました。
ドラマ「はじめまして、愛しています。」に登場した男の子も、突然、現れてピアノに興味を示すので、ピアノマンがモデルになっているのではないかと思いました。
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特別養子縁組をする理由が苦しい
梅田美奈(尾野真千子)も梅田信次(江口洋介)も肉体的に問題が無いのなら、自分の子供を作れば良いと思いました。
第1話を観るかぎり、ネグレクトを受けた子供を育てるのは非常に大変なのに、ネグレクトの子供を引き取る理由が「運命」だけではストリー的に苦しいと思いました。
血の繋がった子供ですら育てるのが難しいのに、健康な2人がわざわざネグレクトを受けて捨てられた子供を育てるのは、もう少し現実的な動機が必要だったように思えます。
ただ、自分の子供でも、妊娠中の検査で障害が発生したりすると、「生まない」という選択をする人も多く居るので、そういう問題に一石を投じる意味では梅田信次(江口洋介)のような人が居ても良いのではないかと思った。
空回りしているような気が
コメディ部分をチョコチョコと入れて、別養子縁組という重いテーマを軽くしあげているが、梅田信次(江口洋介)のハイテンションも少し空回りしているような気がする。
私はもっと、特別養子縁組というテーマをトコトン深く掘り下げるような作品を期待していたので、ドラマ「はじめまして、愛しています。」は少し期待外れだった。
脚本が「家政婦はミタ」で有名な遊川和彦ということで、最終回は期待できないかもしれないが、頑張って最終回まで観ようと思う。
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