年収100万円で生きる-生活費の計算

年収100万円以下で生活している人が話題になっていたので、本当に年収100万円以下で生活できるかシュミレーションしてみた。

年収100万円の税金関係

  1. 国民年金・・・免除
  2. 住民税・・・0円(非課税)
  3. 所得税・・・0円(非課税)
  4. 国民健康保険・・・約6万(減免措置有り)

世帯収入がある場合は、話しは違ってくるが、独身で1人暮らしで年収100万円以下なら、国民年金・住民税・所得税はゼロである。

国民健康保険はゼロにはならないが、「2割」「5割」「7割」の減免措置があり、7割減で年間1万8000円程度の保険料となる(自治体によって誤差がある)。

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年収100万円の生活費のシュミレーション

左が1人暮らしをしている男性の平均的金額で、右が年収100万円以下で生活費をシュミレーションした金額です。

1人暮らしの男性の平均年収100万円生活
家賃6万6000円3万円
食費4万4000円2万円
光熱費7000円1万円
通信費6000円5000円
保険・医療費7000円5000円
娯楽費2万円5000円
雑費5万円1万円
合計24万7000円8万5000円

月の生活費が8万5000円という時点で年間の生活費102万ということで、シュミレーションでは年収100万円をオーバーしてしまった。

生活費を年100万円に押させるには、月の支出を8万3333円に抑えなければならない。

生活費シュミレーションの内訳

家賃

家賃は安めの場所を見積もって3万円としたが、家賃は固定費として大きくのしかかるので、年収100万円では家賃2万円にしないと生活は出来ないと思う。

光熱費と食費

完全自炊を想定したので、食費を下げた分かりに、光熱費がアップしたという計算にした。プロパンではなく、都市ガスなら、光熱費は少し下がるしれない。

通信費

通信費はインターネットの固定回線とドコモの携帯電話(非スマホ)の通話料のみのプランとした。インターネットの固定回線は必須なので、どうしても月に5000円は必要になってくる。

医療費

医療費は、国民健康保険の年1万8000円と診察を受けたときの治療費を想定して5000円とした。

娯楽費

娯楽費は5000円と見積もったが、パソコンの買い換えに備えて、年4万円は積み立てたいので、実質的な娯楽費はゼロに近いと思う。

雑費

散髪だけでも2000円は必要になるし、服などはユニクロで済ませたとしても、雑費1万円では厳しいかもしれない。

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結論-年収100万円では生きていけない

私が年収100万円での生活をシュミレーションした結果、私は年収100万円では生活できないという結論になった。

やはり大きいのは家賃だ。探せば家賃2万円代の部屋もあるのだが、学生用のワンルームばかりで、狭すぎる。家賃は3万円でシュミレーションをしたが、本当は家賃3.5万円は欲しいところだ。

さらに、年収100万円では車は持てない。原付きも難しいだろう。主な交通手段は自転車になるだろう。

あと、私の場合は、パソコンとインターネットの固定回線は必須なので、固定費が嵩んでくる。

自宅でパソコンを使えば、光熱費が上がるだろうし、この辺は悪循環だ。

実家で家賃がかからないという人や、近所の農家で食料を分けて貰えるという人は別として、1人暮らしの場合は年収100万円では生きていけないだろうと思う。

後記と感想

年収100万円で生活しているという記事をチラホラと見ていたので、もう少し余裕があるのかと思っていたが、予想以上に余裕が無いので驚いた。

貯蓄がある人は別にして、完全に交際費なんて出ないし、冠婚葬祭も出席できないと思う。パソコンとインターネット回線を捨てれば、何とか生活できるかもしれないが、パソコンの無い生活は考えられない。

それに携帯電話やスマホが壊れても買い換え出来ないし、眼鏡の買い換えも出来ない。プレステ5も買えないし、サッカーゲームのウイイレも出来ない。何か1つ壊れたら終わりだと思う。消費税などが上がったら終わりだろう。

実際に年収100万円以下で生活している人も居るかも知れないが、大半の人は無理だと思った。

仮に、固定費を削減して生活費を100万円以内に抑えたとしても、貯金も全く出来ないし、全く余裕が無いので、例え生活が出来たとしても、1年か2年が限度だと思う。

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