アイワ 社名の由来-創業者は池尻光夫
家電メーカー「アイワ」の社名の由来を紹介します。
アイワ-社名の由来
アイワとえいば、ソニー系の会社で、ラジカセやコンポなどのオーディオ機器で有名な会社だが、元々は「愛興電気産業株式会社」という社名でマイクロホンに強みを持つ会社だった。
創業者の池尻光夫は、1951年(昭和26年)に愛知県で「愛興電気産業株式会社」を創業し、「アイワ」というブランドのマイクロホンを製造していた。
やがて、輸出先のアメリカで「アイワ」というブランド名が浸透したことから、1959年に社名を「アイワ」へと変更した。
「アイワ」の由来は明確になっていないが、「愛興電気産業株式会社」を創業した当時から、「愛」を丸で囲んだマークを使用しており、そのマークを「愛輪(あいわ)」と呼んでいた事がブランド名の由来になったという説が有力である。
また、この「愛輪」が「愛と和」に繋がるということで、「愛と和の精神」を企業理念としている。
業績不振から1969年にソニーの傘下に入ったのだが、再びの業績不振により、2002年にソニーグループに吸収されて消滅した。
その後、秋田県の「十和田オーディオ」が商標を買い取り、2017年4月に「アイワ株式会社」を設立しているのだが、完全に別会社ということになる。
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