象印の二重反転プロペラファン式の空気清浄機「pu-aa50」のレビューです。
象印といえば、魔法瓶や電気ポットというイメージが強いので、空気清浄機というイメージが無いので、不安になるかもしれない。
しかし、象印は1995年ごろから空気清浄機に参入しているので、もう25年以上の歴史があり、技術面では問題がない。
また、象印は魔法瓶の真空技術を応用して高級スピーカーなども作っており、魔法瓶以外の分野でも高く評価されている商品を作っている。
さて、2020年10月に発売された「pu-aa50」は、開発段階から静かさ注力しており、二重反転プロペラをファンに採用して、最大風量で39デシベルと静かな運転を売りにしている。
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「pu-aa50」のカタログを見ると、最大騒音39デシベルは、風量5.2(m3/分)となっている。
シャープの上位機「KI-NP100」で比較すると、中モードが風量6.5(m3/分)で、騒音48デシベルとなっている。
ダイキンの上位機「MCZ70X」は、強モードの風量4.8で、騒音46デシベルとなっている。
象印の「pu-aa50」は最大風量の騒音が「No.1の低騒音設計39dB」という事を売りにしているが、逆に言えば、強モードやターボモードが無い、つまり、風量5.2以上のモードが無いと言うことになるので、使う人によってはデメリットになるかもしれない。
また、私は静音モードで24時間運転しているので、最大風速は気にしない。今、発売されている空気清浄機の静音モードは20デシベル以下の商品が多いので、寝室で使っても問題ない静かさである。
空気清浄機のフィルターは「HEPAフィルタ」が使用される場合が多いのだが、「pu-aa50」のフィルターに関しては「HEPAフィルタ」の表記が無い。
しかし、PM2.5の対応について「0.1~2.5μmの粒子を99%キャッチ」と書かれているので、他の空気清浄機と同等レベルの性能があると考えられる。
ただ、「pu-aa50」のフィルターは、Amazonで1万円くらいするので高い。
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空気清浄機に加湿器を付けなかったという点は大きく評価できるが、私は毎年、フィルターを交換するので、フィルターの値段が高いというのは大きなデメリットである。
それに、二重反転プロペラを採用したのは面白いと思うが、サイズが大きすぎるのもデメリットである。ブルーエアーの「Blue Pure 411」くらいの大きさに押えて欲しかった。
新製品を出すのなら、コスパの良い下位機の「PU-HC35」を改良した新商品を出して欲しかった。次の商品に期待したい。
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