閉所恐怖症にお勧めの寝袋
今回は、閉所恐怖症の私が使用している寝袋(シェラフ)を紹介します。
閉所恐怖症も使える寝袋
私は閉所恐怖症で、マミー型の寝袋を店で試したが、息苦しくて完全に中に入る事が出来ず、寝袋の購入を断念した。
その後、モンベルの封筒型の寝袋を購入し、自宅で寝るときに使用していたら、封筒型の寝袋は中が広いこともあり、平気になった。
しかし、封筒型の寝袋は、モンベルの#1でも対応できるのは10度くらいまでだし、肩口が大きく開いているので、厳冬期に使用するのは辛い。
そこで、色々と寝袋を探していたら、閉所恐怖症でも使用できる寝袋が発売された。それがモンベルの「ダウンハガー800 ハーフレングス」だ。
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ハーフレングスなら閉所恐怖症もOK
モンベルの「ダウンハガー800 ハーフレングス」を簡単に説明すると、下半身だけの寝袋である。
普通の寝袋は頭まで入る事が出来るが、ハーフレングスは半分のサイズなので、下半身しか入らない。人魚姫の下半身をイメージすると分りやすいだろう。
では、上半身はどうするのかというと、ダウンジャケットを着て寝るのである。
下半身は寝袋に入り、上半身はダウンジャケットを着るので、全身がダウンに覆われ、フルサイズの寝袋と同じ状態になるのだ。
だから、ズボンもはけない、ダウンジャケットも着られないという極度の閉所恐怖症でなければ、使用できるのである。
暖かさは大丈夫?
下半身用の寝袋なんて、聞いた事が無いので、暖かさの面で不安になる人も居るかも知れないが、下半身用の寝袋は新しく考案された商品ではなく、昔からある寝袋である。
今はフルサイズの寝袋が一般的だが、昔は下半身用の寝袋は「半シェラフ」「象足」などと呼ばれており、普通に下半身用の寝袋が使用されていたので、暖かさの面は問題が無い。
現時点で日本のメーカーで下半身寝袋を出しているのは、モンベルだけなので、モンベル以外に選択肢が無いという状況だが、モンベルのダウンは定評があるので、「ダウンハガー800 ハーフレングス」を選んでおけば、問題は無いだろう。
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下半身寝袋のメリットとデメリット
封筒型を使用していたときは、肩口が冷えたが、下半身寝袋に変えてからは肩口が冷えなくなった。
また、上半身をダウンジャケットから、フリースや化繊のアウターにすることにより、調節の幅が広まった。
寝袋のサイズは半分になるので、洗濯するのも楽になったので、下半身寝袋のメリットはかなり多い。なにより、閉所恐怖症でも寝袋が利用できるという点が良い。
一方、デメリットは感じた事が無い。強いて言えば、上半身がダウンジャケットだと、手が無防備になるので、手袋が必要になるというくらいである。
したがって、寝袋が必要なのに閉所恐怖症で困っていると言う人は、モンベルの下半身寝袋「ダウンハガー800 ハーフレングス」を使用してみると良いだろう。
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