「まんぷく」のテイコー食品と坂部のモデルは実在した

朝ドラ「まんぷく」に坂部とい社員が登場するので、坂部のモデルを紹介します。

この坂部は元々は、まんぷく食品の社員だったのですが、テイコー食品の猿渡鎌作に引き抜かれてテイコー食品へ移り、まんぷくラーメンの製造法を教えた人物です。

猿渡鎌作は坂部から教わった製造方法で、本家まんぷくラーメンを作り、販売して立花萬平と対立するとになります。

それで、坂部は実在のモデルは、名前は正確に覚えていないのですが、たしか、永田という名前だったような気がします。日清食品のベテラン社員だったのですが、日華食品に引き抜かれて、日華食品へと移りました。

このころ、日清食品がチキンラーメンの商標を取っていなかったので、日華食品もチキンラーメンという名前で販売していたのですが、日華食品は日清食品がチキンラーメンの商標を取った後も、チキンラーメンという名前で販売していたため、日清食品の安藤百福に訴訟を起こされました。

ところが、なぜか、日華食品の方が先にチキンラーメンの商標を申請していたので、反対に日清食品がニセモノになってしまい、この裁判は泥沼化しました。

しかし、色々と揉めた末、日華食品が日清食品のベテラン社員(坂部のモデル)を引き抜いていたので、日華食品が負け、日清食品のチキンラーメンの商標が確定しました。

このころ、インスタントラーメンは利益率が良くて儲かったので、日華食品だけではなく、色々な企業が大金を出して日清食品から社員を引き抜いてインスタントラーメンを製造してしていました。

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