健康で文化的な最低限度の生活-島岡光の原作ネタバレ感想文

ドラマ化が決定した柏木ハルコの漫画「健康で文化的な最低限度の生活」に登場する島岡光と父・島岡雷のネタバレ感想文です。

島岡光のネタバレ

漫画「健康で文化的な最低限度の生活」の3巻に登場する島岡光は、住所不定無職の26歳の男性である。島岡光は、うつ病で、携帯電話も住む場所もなく、働くのが不可能に近いと言い、生活保護を申請しに来た。

生活保護を申請するには親族に扶養照会をしなければならないが、島岡光は「ありえない」と言い、父親への扶養照会を頑なに拒んだ。

しかし、島岡光の戸籍から父親の名前が「島岡雷」と分かり、父・島岡雷が総合病院の医師をしていることが判明したので、福祉事務所は父・島岡雷への扶養照会を決定した。

島岡光は「ありえない」と言い、あくまでも父親への扶養照会を拒んだが、福祉事務所のケースワーカー義経えみるは、「決まり」だと言い、父・島岡雷への扶養照会を行った。

すると、父・島岡雷は生活保護を断り、島岡光の面倒をみると連絡してきたので、福祉事務所は親子間の感情のもつれと判断し、親子の間をサポートする方針を決めた。

その後、父・島岡雷が福祉事務所に来たので、ケースワーカー義経えみるは父・島岡雷を島岡光が入っている施設へ連れて行った。

しかし、父・島岡雷が来ることを知った島岡光は、施設を逃げ出し、駅のホームから電車に飛び込もうとしたのだった。

さて、島岡光は軽傷で病院に運ばれた。

島岡光が入院したという連絡を受けた福祉事務所は、島岡光の生活保護の支給について話し合いを行ったが、父・島岡雷が裕福だったことから、意見が分かれ、最終的には医師の判断を待つことになった。

そこで、医師に話を聞きに行くと、医師は、島岡光は父親から虐待を受けており、父親と縁を切って治療を受ける必要があると話したので、福祉事務所は、島岡光の生活保護の受給開始を決定した。

父・島岡雷は島岡光を取り返すべく、福祉事務所の名刺を使って福祉事務所の人間に成りすまして病院に侵入したが、ケースワーカー義経えみるらに阻止され、島岡光は無事に生活保護を受給できたのだった。

島岡光の感想

島岡光のケースは、生活保護を受給するためには親族に扶養照会をしなければならないが、扶養照会をした父・島岡雷が毒親だったというケースだった。

島岡光は「あえりえない」と言い、かたくなに父・島岡雷を拒否していたが、その理由は子供の頃から、父・島岡雷に虐待を受けていたからだったのだ。

島岡光が女性なら早い時期から父親による虐待を疑ったのかもしれないが、流石に父親が息子を虐待というケースは想定が難しかったようだ。

それに、生活保護はセーフティーネットなのだから、手続きや形式を重視するばかりではなく、個別の案件によっては柔軟に対応する必要があると思った。

そういった意味ではベテランのケースワーカー半田が良い仕事をしていた。半分は半田のおかげで島岡光は生活保護を受給できたのだと思う。

生活保護には色々と反対意見もあるようだが、島岡光のケースのように、生活保護がセーフティーネットととして機能している場合は生活保護の意義があると思う。

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