湊かなえの「リバース」-浅見康介のネタバレ感想文

湊かなえの小説「リバース」に登場する教師・浅見康介のネタバレ感想文です。

浅見康介のネタバレ感想文

浅見康介の父親は高校の教師だった。浅見康介は自分の子供よりも他人の子供に熱心な父親が嫌いで、教師を怨んでいた。

しかし、父親の葬儀に大勢の生徒が参列したため、浅見康介は感動し、教師になることを決意した。

その熱意たるは並々ならぬものであり、誰もが認めるほどで、実際に教師になっても、他の教師も一目置くほどの熱血教師だった。

浅見康介は、3年前の夏に一緒に別荘へ行ったゼミ仲間の1人である。セミ仲間5人のうちにで運転免許を持っていたのは、浅見康介と広沢由樹だけで、

広沢由樹が運転取り立てという事もあり、別荘へ行くときは主に浅見康介が運転して、道の駅で広沢由樹に運転を交代した。

事件当日、遅れてきた村井隆明が最寄り駅について、車で迎えに来いと言い出すが、お酒を飲んでいた広沢由樹は、飲酒検問にひっかって教師への道を断たれては困ると言い、迎えに行くのを拒否した。

そこで、一緒に酒を飲んでいた運転初心者の広沢由樹が、車で村井隆明を迎えに行き、事故を起こして谷底に落ちて死んだ。

浅見康介は、広沢由樹が飲酒運転だったことを隠したまま、教師になったのである。

浅見康介の感想

宮部みゆきの小説に「ソロモンの偽証」という小説がある。小説「ソロモンの偽証」は、校舎の屋上から転落死した生徒の死の真相を究明するため、学級裁判を開くというストリーである。

私は、湊かなえの小説「リバース」を読んで、転落死した広沢由樹に謎の謎に迫ることから、宮部みゆきの小説「ソロモンの偽証」を思い出した。

だから、私は小説「ソロモンの偽証」のゆように、小説「リバース」を読んで学級裁判を開いた。被告人は教師・浅見康介である。

有罪か無罪か非常に迷ったが、私は浅見康介は有罪だと思った。

確かに、浅見康介は直接、手をくださいたわけでも、広沢由樹に迎えに行けと命令したわけでは無い。

しかし、黙認した。浅見康介は、お酒を飲めないという広沢由樹にお酒を飲ませたうえ、広沢由樹が迎えを引き受けたとき、浅見康介は広沢由樹を止めなかった。

お酒が飲めない運転初心者の広沢由樹が、お酒を飲んで運転すれば、どのような結末になるかは簡単に予想できる。

つまり、浅見康介は広沢由樹を見殺しにした。いや、もはや広沢由樹の背中を押したと言っても過言では無い。

それに、飲酒検問があるからとか、警察に捕まるからとかに関係無く、お酒を飲んで車を運転してはいけないと思う。

だから、私は、湊かなえの小説「リバース」を読んで、浅見康介は有罪だと思った。教師失格だと思ったし、こんな人を教師にしてはいけないと思った。

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